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「基源」
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科名:ナデシコ科/属名:ハコベ属
和名:フタマタハコベ/生薬名:銀柴胡(ギンサイコ)/学名:Stellaria dichotoma.
「出典」 本草綱目
「別名」 銀胡、柴胡、銀夏柴胡、銀胡、牛肚根、沙参儿、白根子、土参など
「性味」 甘/微寒
「帰経」 肝、胃
「成分」
サポニン。
「効能」
清熱、涼血、清虚熱。
民間では発熱、マラリア、虚弱児の発熱に用いられた。
栄養失調や腺病質にみられる発熱にも使われた。
「薬理作用」
退虚熱、清疳熱。
「応用」
陰虚発熱、労熱骨蒸、盗汗などの証に用いる。
本品は退虚熱に長じており、地骨皮の退虚熱の効果に類似している。
多くは、青蒿、鼈甲、地骨皮などを配伍する。例:清骨散。
また清疳熱の要薬であり、小児の虫積発熱、腹大、消痩、口渇、眼紅など肝疳(疳積)の証に用いる。
常に梔子、党参、黄芩などを配伍し使用する。
「用法・用量」
内服、煎剤には1日5~9グラム。散剤、丸剤。
「産地」
中国。
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