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「基源」
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科名:キク科/属名:タカサブロウ属
和名:高三郎(タカサブロウ)/生薬名:墨旱蓮(ボクカンレン/学名:Eclipta prostrata.
本州以南、世界各地の温暖な地域に分布するキク科の一年草、タカサブロウの地上部全草を用いる。
中国ではオトギリソウ科のトモエソウ、キク科のハマグルマも旱蓮草(かんれんそう)といっている。
「出典」 新修本草
「別名」 鱧腸(レイチョウ)、墨旱蓮(ボクカンレン)、旱蓮草(カンレンソウ)、墨草(ボクソウ)、白花蟚蜞菊、水旱蓮、野水旱蓮、蓮子草、墨菜、墨旱蓮、墨斗草、墨汁草、墨水草、烏心草、老鴣筋、猪牙草。
「性味」 甘、酸/寒
「帰経」 肝、腎
「成分」
ウェデロラクトン、タンニン。
「効能」
清熱涼血、止血、吐血、喀血、血尿、血便などさまざまな出血に用いられてきた。
「薬理作用」
滋陰益腎、凉血止血。
「応用」
1.肝腎陰虚による頭のふらつき、目のかすみ、病的白髪に用いる。
肝腎の陰を補うことができる。
よく女貞子とともに用いる。例:二至丸。
2.陰虚血熱による吐血、鼻出血、血尿、血便、不正性器出血などに用いる。
単味でも効果がある。
常に効力を強めるために、乾地黄、阿膠、蒲黄、白芽根などの滋陰凉血止血薬を配合する。
新鮮品をすりつぶして、あるいは乾燥品を粉末にして塗布することにより、外傷の出血に用いられる。
「注意」
脾胃虚寒証、下痢には使用しない方がよい。
「処方例 」
「用法・用量」
通常は全草3~10グラム、水0.6リットルで半量まで煎じて、洗眼及び服用する。
「産地」
中国。
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