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「基源」
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科名:ミカン科/属名:ミカン属
和名:橙(ダイダイ)/生薬名:枳実(キジツ)・橙皮(トウヒ)/学名:Citrus aurantium.
中国産:ミカン科 (江西、新疆、湖北市場) 、ウンシュウミカン (四川市場) ポンカンC (河北市場) 、ダイダイ (江西、湖南市場;酸橙枳実、江枳実、川枳実) 、イーチャンレモンC (香円枳実、江枳実、川枳実) およびナツダイダイなどの 幼果。「緑衣枳実」は、カラタチの幼果。
日本産:ミカン科のハッサク (山口、徳島、愛媛) 、ナツダイダイ (和歌山、愛媛) 、ダイダイおよびイヨカン (和歌山、混合品)の幼果。
「出典」 神農本草経 中品
「別名」 小枳実(ショウキジツ)、生枳実(セイキジツ)、炒枳実(ソウキジツ)、江枳実(コウキジツ)、川枳実(センキジツ)、酸橙枳実(サントウキジツ)、香円枳実(コウエンキジツ)、緑衣枳実(リョクイキジツ)など
「性味」 苦、辛/微寒
「帰経」 脾、胃、肝、心
「成分」
精油 (0.3~0.5%) 。フラボノイド、クマリン類を含有する。
「効能」芳香性健胃薬として、腹痛、便秘、脹満、下痢、消化不良、食欲不振、倦怠感、胃拡張、胃下垂、脱肛、子宮脱垂など。
「薬理作用」
破気消積、化痰除痞。
「応用」
1.食積停滞による腹痛、便秘、下痢、裏急後重の証候に使用する。
枳実の性味は苦泄辛散で行気が強いので、破気除脹、消積導滞することができる。
胃内に不消化の飲食物が停滞して上腹部が膨満し、噯気して臭い匂いがあるものには、山楂子、麦芽、神曲などを配合し、消食散積する。
熱積による便秘、腹痛、脹満には、厚朴、大黄を配伍し、行気破血、瀉熱通便する。
すなわち小承気湯を使用する。
脾胃虚弱、運化無力による食後の上腹部がつかえて苦しく、脹っている者には、常に白朮を配伍し、すなわち枳朮丸で、消と補を兼ね備えており、それによって健脾消痞する。
湿熱積滞による下痢、渋り腹がある者には、大黄、黄連、黄芩などを配合して瀉熱除湿、消積導滞する。例:枳実導滞丸。
2.痰濁が気機をはばむことによる胸、心下がつかえて苦しい証に用いる。
枳実は行気消痰作用による通痞塞の効果がある。
たとえば、胸陽不振、寒痰内阻による胸痺の場合、同時に心下のつかえ、気が季肋部から逆上する症状を兼ねるものには、薤白、桂枝、瓜萎などを併用する。例:枳実薤白桂枝湯。
心下のつかえ、食欲不振、倦怠感があるものには、厚朴、半夏曲、白朮などを配合し、たとえば枳実消痞丸を用いる。
病後に疲労感が出、身熱、心下のつかえがあるものには、山梔子、豆豉を配伍し、たとえば枳実梔子豆豉湯を用いる。
このほか、枳実は胃拡張、胃下垂、脱肛、子宮脱垂などに使用することができ、補気薬と併用すれば治効を持続することができる。
ここ数年来、枳実に血圧を上昇させる作用のあることが発見された。
「処方例 」
荊芥連翹湯、五積散、潤腸湯、参蘇飲、清上防風湯、麻子仁丸、四逆散、排膿散、大柴胡湯、消食散、小承気湯、枳朮丸、枳実導滞丸、枳実薤白桂枝湯、枳実消痞丸、枳実梔子豆豉湯など。
「用法・用量」
煎剤には1日3~10グラム。散剤、丸剤。
「産地」
中国 (江西、江蘇、四川、湖北、湖南、福建など)。
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