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「基源」
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科名:アブラナ科/属名:アブラナ属
和名:カラシナ・シロカラシ/生薬名:芥子(ガイシ)・白芥子(ビャクガイシ)/学名:Brassica juncea Losson.
「出典」 名医別録 上品
「別名」 芥菜子(ガイサイシ)、黄芥子(オウガイシ)、黒芥子(コクガイシ)、胡芥、蜀芥、辣菜子。
「性味」 苦/温
「帰経」 肺
「成分」シナルビン、脂肪油(30~50%)、芥子配糖体のシナルビン、酵素のミロシンを含む。
「効能」
健胃、去痰、鎮咳。
「薬理作用」
温肺袪痰、理気散結、通絡止痛。
「応用」
1.寒痰壅滞、咳嗽気喘、胸脇部脹痛などの証に用いる。
白芥子は辛散理気、温肺袪痰の作用があるので、咳喘、多量のうすい痰に、蘇子、萊菔子を配合して、たとえば三子養親湯を用いる。
痰飲が胸膈に停滞して胸脇部が脹って苦しい、疼痛などの症状があれば、甘遂、大戟を配合して、袪痰飲の作用を強める。例:控涎丹。
最近は滲出性肋膜炎の治療に用いられており、胸腔の積液を消退する。
2.痰湿が経絡を阻んで起った肢体関節の疼痛と痺れ、また陰疽流中などの証に用いる。
白芥子には経絡の痰を除き、理気散結の効能があり、たとえば方剤は、木鼈子、没薬、桂心、木香などを配合した白芥子散を用い、痰滞経絡、肩、上肢の疼痛と麻痺の治療に使用する。
鹿角膠、桂皮、炮姜、熟地黄などを配合し、陽和湯となり、温陽通滞、消痰、散結の効能が強められて、痰湿流中、陰疽腫毒の治療に用いられる。
「注意」
1.外用湿布の部位に水泡が発生する化膿性があり、アレルギー性皮膚炎の人には禁忌とする。
2.白芥子は辛温であるから、陰虚火旺・痔疾で血便をともなうときには使用しない。
3.長時間煎じてはならない。古人は“過度に煎じてはならず、過度に煎じれば効力が減じる”としている。実験によると、沸騰させるとシナルビンの作用を抑制してシナルビンが有効成分を放出するのを阻害する。
4.白芥子は水と接触すると硫化水素を放出し、腸管を刺激して蠕動を促進する。下痢を起こしやすいので、過量にならないようにすべきである。
5.白芥子・蘇子・莢服子の比較:3者とも化痰・理気・定喘の効能を持つが、白芥子は温肺、莢服子は肺気の宣散、蘇子は降気の作用が強い。
「処方例 」
三子養親湯、控涎丹、
「用法・用量」
煎剤。1日3~10gを内服する。
「産地」
中国。
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